因島市民会館(左側)から臨む瀬戸内海 |
村上文祥氏のレリーフ |
村上文祥氏のレリーフ |
尾道市因島土生町の因島市民会館ロビーに因島土生町出身で日本アマ囲碁界を代表する棋士であった村上文祥氏の功績を讃えるレリーフが展示されています。
村上氏は稲田大学在学中から囲碁の強豪として知られ、アマチュア本因坊戦優勝5回、アマ十傑戦に6回優勝などを達成し、日本アマ囲碁界の重鎮として活躍。
旧因島市が「囲碁」を市技に制定し街づくりを推進した際も、村上氏は日本棋院、囲碁関係者との太いパイプを生かし、「本因坊戦」「棋聖戦」などビッグタイトル戦の招致や、各種大会へプロ棋士を招へいするなど郷土因島の囲碁発展に貢献しています。
現在、全国から多数の参加者が集まる「本因坊秀策囲碁まつり」も、当初、村上氏が親交のある有名な棋士を伴ってゲスト参加し大会を盛り上げていったそうです。
村上文祥氏の平成11年(1999)に亡くなりますが、旧因島市では囲碁文化を通じ郷土・因島の発展に貢献されたとして特別功労章を贈っています。
【囲碁史人名録】 アマチュア本因坊 村上文祥
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