吉備寺山門 |
まきび公園 |
記念碑 |
まきび記念館 |
吉備真備の墓 |
倉敷市真備町にある吉備寺は創建時期は不詳ですが、飛鳥時代にあった箭田廃寺(やたはいじ)の跡に建立されています。
遣唐使として唐に渡り、日本へ囲碁を伝えたと言われる吉備真備を輩出した下道氏の菩提寺だったと言われ、江戸時代初期までは真蔵寺と称していましたが、元禄年間に当時の領主岡田藩5代藩主伊東長救が吉備真備ゆかりの寺院として「吉備寺」に改称しています。
吉備寺の隣りにある「まきび公園」は。中国の西安市に吉備真備の記念碑が建てられたのを機に昭和61年(1986)に整備された中国風の公園で、公園の一画にある「まきび記念館」には、吉備真備の関係資料が展示されています。
「まきび記念館」裏手の階段を上った吉備寺の南側の山に、地元で「吉備様」と呼ばれ親しまれてきた小さな神社がありますが、その裏手に吉備真備の墓とされている墳墓があります。
晩年、政治家を引退した吉備真備がどこで暮らしていたかよく分からないため、亡くなった場所については吉備地方と大和地方の二つの説があり、墓の候補も幾つかあります。
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