吉備真備駅 |
吉備真備像(倉敷市役所真備支所) |
岡山県倉敷市真備町(まび)は、日本へ囲碁を伝えたと言われる、奈良時代の学者で右大臣にまで出世した吉備真備の生まれ故郷で、町内には吉備氏の屋敷跡や菩提寺があります。
町内を通る第三セクターの井原鉄道井原線には全国でも珍しい人の名前を冠した「吉備真備駅」があり、駅から250mほど離れた倉敷市役所真備支所には吉備真備像が建立されていました。
真備町は平成30年(2018)7月に発生した豪雨により小田川の堤防が決壊し、真備地区の27%、約1,200 haが浸水し、51人が亡くなるという大災害に見舞われていますが、駅や吉備真備像がある辺りは正に水没した地域だったそうです。
今回掲載した写真は、災害発生の数年前に訪れ撮影したものです。
【囲碁史人名録】 吉備真備
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